tiopro®のはじまり
tiopro®の発祥の地は
「清水小学校」
tiopro®は2007年に観光名所としても有名な清水寺のすぐ近くにあった京都市立清水(きよみず)小学校で生まれました。
ごみから自作したカメラで太陽を撮影する太陽の写真家・岡部達平が2007年の春から約半年間、清水小学校で5・6年生に環境の授業を行いました。
そこで出会った女の子2人から「永遠に捨てない服が着たい」と言う真剣な思いを伝えられました。
その思いに感動し願いを叶えるために、2008年に旭化成(株)、帝人ファイバー(株)、写真家の岡部達平が体操服をリサイクルし学校に戻すプロジェクト「tiopro®」を立ち上げました。
プロジェクト開始から10年以上経ちましたが、今も変わらず、子ども達がリサイクルを体験できる場所、環境を学べる機会を学校に作りたい、と言う思いで取り組んでいます。
※2015年より旭化成(株)に代わって旭化成アドバンス(株)が、2012年より帝人ファイバー(株)に代わって帝人フロンティア(株)が、tiopro®を担っております。
tiopro®の由来
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t
体操服
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i
いってらっしゃい
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o
おかえりなさい
tiopro®(ティオプロ)の正式な名前は、体操服!「いってらっしゃい、おかえりなさいプロジェクト®」です。
いってらっしゃい、と送り出された着られなくなった体操服が生まれ変わって学校に帰ってくる様子を表しています。
そして、この名前には、もうひとつの願いが込められています。
「いってらっしゃい」「おかえりなさい」は毎日親から学校へ行く子ども達にかけられる、大切な人への言葉です。
体操服を学校から送り出すときに子ども達にも「いってらっしゃい」と体操服へ声を掛けて欲しい、学校生活の思い出がつまった体操服を大切な存在と思って送り出して欲しい、そんな願いを込めて名付けました。
tiopro®、
本になる!
実は、2012年に児童文学作家の今関信子さんによってtiopro®は本になりました。
「永遠に捨てない服が着たい 太陽の写真家と子ども達のエコ革命」と言うタイトルで、「はだしのゲン」を出版している汐文社から出版されています。
そしてなんと、2013年度の青少年読書感想文コンクール大会の課題図書にも選出されました。 今もAmazonや各書店などで購入できます。